2007年05月22日

平成電電匿名組合出資募集新聞広告を3期に分け考える

資金集めの点で、平成電電側から見た募集経緯を大きく3期に分けてみます。

初期募集広告〜(匿名組合募集開始平成15年8月〜平成16年2月まで)
        関東/関西/東日本/西日本 匿名組合      
        年利率8%
        この頃は平成電電(株)が直接募集しているように記載。

      【平成15年1月期】売上げ97億、当期利益6億円
      【平成16年1月期見込み】売上げ300億円を目指しております、
       が共通明記。

*平成16年3月頃は、ドリームテクノロジーズセールスジャパン設立(佐藤)
           平成電電システム株式会社設立(熊本)両者の設立
          
          募集開始から民事再生までの期間、新聞広告が無い1ケ月。
          彼らに何があったんでしょうか


第2期募集広告〜(匿名組合募集平成16年4月〜平成16年9月まで)      
         平成電電設備5号〜9号と名称を変えた
         年利率8%は同じ
         初期で研究して、朝日新聞に募集を絞っている
        (その後発覚する虚偽)売上げ明記することで成長している
         ことをアピール

        【平成15年1月期】売上げ97億、計上利益4億円
        【平成16年1月期】売上げ272億円、経常利益11億円


第3期募集広告〜(匿名組合募集平成16年10月〜平成17年9月まで)      
         平成電電システムが募集が登場
         予定利率が10%となり、目標があってか、無いのか、
         CHOKKAキャンペーンで全面広告を大手新聞社各紙に掲載。
         TVコマーシャルで平行してベンチャー性、安定企業を強調。
         匿名組合募集も月に3〜4回頻繁に掲載。
        (その後発覚する虚偽)売上げで成長していることをアピール

        【平成15年1月期】売上高97億
        【平成16年1月期】売上高272億円
        【平成17年1月期】売上高440億円

新聞広告を通して言える事は、平成電電匿名組合設立当時より、募集目標総額が
出資者にも第3者的にみても、わからないようになっているという点です。
目標総額は重要事項説明書に記されてる金額だと思っていました。
匿名組合が細かく分断されていたのは目標総額をごまかすこともおおきな理由
だったと思います。

490億も集めていたとは平成17年10月3日民事再生を申請のニュースで、
密につながっていた関連会社を除き、全出資者ばかりか新聞社ほか関係箇所は、
初めて知ることとなったのです。
さらに、
平成17年11月2日日本経済新聞夕刊で報じられた
【平成電電 3期続け「未監査」決算】
で、募集広告にあった「売上げ」が虚偽であったことが判明しました。

PS 新聞社の調査力って、スゴイですね。
  未監査であったこと、たった1ケ月で記事にしました。
posted by toto at 23:54| 東京 ☀| 新聞募集は3期に分かれる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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