2008年11月03日

【平成電電詐欺事件、刑事裁判】10月27日(月)被告人佐藤賢治 第1回公判 雑記&当日、日経新聞夕刊社会面記事  

佐藤賢治の初めて話すのを聞いた。
2名の警備員に付き添われ入場した。手錠をしていた。(2回目以降は保釈なのか無し)
テレビ、写真、見たけれど、実際見てみると違ったおもむきがある。
紺色の背広(くたくた)に、髪はぼうぼうにのび、最初は頭を下げて答えていた。
公判が始まると、住所確認から始まるけど、「それは違います、今は、留置所です」
と裁判長に食ってかかった。変わった人物である。最初から最後まで否定している。
あとは、検察側の冒頭陳述に目をつむり、聞いてるのか聞いてないのか。
一環して見てると、目を開いたときだけ、熊本と似ているような気がする。
が、三人の供述は公判で食い違ってきてるので、検察側は容赦ない。

冒頭陳述に対して、佐藤被告は、
「全体としては、詐欺はいたしていない。
 全体としては、否定します。
 共謀をしたという事実はない。
 支払いに窮したから匿名組合を使ったのは事実ではない。
 (検察側の言う)通信機器にあてる意図はなく、は、否定いたします。
 全体で通信機器の購入にあてる意図はなく、というのは否定します。
 また、平成電電システムでの出資を募ることの虚偽の説明という部分も否定します
 別に言うといっぱいあるが・・・(消え入りそうな声で)」

そこで【起訴状〜(公判前手続きにおいて採用された)証拠の要約】
が検察側から述べられます。
会社が始まった経緯、平成12年トライネットワーク・・・などなど。
平成14年平静電電として通信事業が始まります。
平成16年5月より100億〜200億の通信設備計画。
平成16年4月は、深刻な資金不足。
リースバック方式はムリと言われるが、押し進める。
平成16年7月以降は、月28億の債務超過、
平成16年11月以降、ペーパーカンパニー、(平成電電同社内にあった)
ドリームテクノロジーズセールスジャパンを通し、
リースバックを匿名組合10号より始める。
(通信機器を実際には購入していない架空取引)
平成16年11月以降、経済的合理的な経営ではなかった。
顧客集めも計画にはほど遠い実績であった。
有券固定資産として水増しして計上した。

【これが真実】この言葉は、冒頭陳述を読み上げるにつれ、
重みを更に増し、何度も検察側の冒頭陳述に繰り返された。

ここで、佐藤被告側は、
「経理担当の怠慢であり、経理担当への管理不足による過失であり、故意ではない」

争点は、
検察側「サギの共謀行為。共犯者らとされる同事件の被告らと。主犯格である。
    リースバック取引は匿名組合では許されない行為であり架空取引である。」
弁護側「リースバック取引については匿名組合に違反すると思わなかった。
    物件が特定されていないのは知らなかった。故意ではない。」
検察側「平成16年10月から平成17年8月まで経営は逼迫したものであった」
弁護側「個々の会計規則に基づいたものであれば逼迫はしていなかった。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今後の公判のスケジュールは以下です。
第2回〜第11回(証人尋問→論告求刑)すべて東京地方裁判所429号法廷

証人尋問
平成20年11月11日(火)AM10:00〜12:0017:00【國友 恵 氏】
  〃  11月26日(水)AM10:00〜17:00ー
  〃  12月 4日(木)AM13:30〜17:00 |経理担当が主
  〃  12月11日(木)AM13:30〜17:00ー
  〃  12月24日(水)AM10:00〜17:00ー共犯者1名、捜査官1名
                            工事関連、事業の見通し、
                            資産的な状況、会計専門家何名か
平成21年 1月14日(水)10:00〜17:00  |
  〃   1月22日(木)13:30〜17:00  |
  〃   2月 3日(火)10:00〜17:00ーーー

  〃   2月17日(火)10:00〜12:00ー被告人質問
  〃   2月18日(水)10:00〜17:00ー被告人質問

なお、採用済み証拠は、検察官側168点、弁護側40点。
検察官9名。弁護側7名。

そして、証拠調べが終わった後、後日、論告求刑となる次第です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当日、冒頭陳述(午前中)入れ替わり立ち代わり報道席は慌ただしく、
各種、メディアが取り上げたようですが(NHKの昼のニュースで報道されたらしく
父や、母より電話がありました)
うちは日経新聞で、第一公判、同日10月27日(水)の夕刊、社会面での
取り扱いは、以下です。真ん中に大きく書かれていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
平成電電元社長「詐欺していない」東京地裁初公判起訴事実を否認
通信ベンチャー「平成電電」(破産)が通信設備への投資名目で出資金をだまし取った事件で、詐欺罪に問われた同社元社長、佐藤賢治被告(57)の初公判が27日、東京地裁(合田悦三裁判長)であり、佐藤被告は「詐欺はしておらず、通信設備も実際に購入していた」として、起訴事実を否認した。検察側は冒頭陳述で、佐藤被告が2004年以降、通信事業で生じた穴埋めを埋めるため、通信設備の購入費名目で集めた約403億円のうち、約373億円を資金繰りに流用したと指摘。流用は05年10月同社が破綻するまで続いたとしている。
一方、弁護側の冒頭陳述では、05年9月までに同社の資金繰りに問題はなく、同月に急激に悪化したのが破綻の原因と主張。佐藤被告には詐欺の意志もなかったと反論した。
起訴状によると、佐藤被告らは05年8月ごろ、実際は資金繰りにあてるつもりだったことを隠したうえで「通信設備の購入に出資すれば高利の配当を得られる」などと偽り、一般投資家30人から約三億六千万をだましとった。
共犯とされた関連会社元社長、熊本徳夫被告(56)と、同社元幹部、坂上好治被告(50)は分離公判中でいずれも無罪を主張している。
平成電電の詐欺事件を巡り、全国の被害者495人が旧経営陣らを相手取って計約32億5千万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、東京地裁に係属している。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
posted by toto at 19:11| 東京 ☁| 平成電電詐欺裁判【刑事】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。