2010年09月30日

平成22年9月29日(水)最後の債権者集会(平成電電設備社、平成電電システム社)

平成22年9月29日(水)第8回目、最後の債権者集会が行われました。
150席程の部屋に120〜130人程で、粛々と管財人報告のあと、質問へ。

A氏)今まで8回配当があったが債権者集会になってから
   2回の配当で終わったという理解でいいのか。

管財人)『
配当』という言葉ですが、破産前の『配当』という言葉と
   性質が違います。破産前は、利益が出て、振込があった訳ですが、
   破産配当は、残余財産を分けたものを示します。

B氏)役員は、今どうしているのか?
   住んでいるところなどを調べて、少しでも返してもらわないと
   怒りが収まらない。

管財人)役員だった、熊本、坂上、両氏については、刑事裁判で有罪、
  2審も有罪、更に上告中と聞いています。詳しくはわかりません。
  民事的には、両者の破産申立てをして終結、
  法律では、財産を回収し、換価し終わってます。

C氏)破産管財人として、今回の事件の所感を聞かせて頂きたい。

管財人)私は、倒産事件を多く扱っていますが、今回、印象深いのは、
  個人の方が非常に多く、大事な資産、なけなしのお金と言いましょうか、
  それを投資してこのようなことになったという事を、肝に命じて事件に
  あたりました。ハンド社、熊本徳夫、坂上好治をそのような思いから、
  破産させ、また、平成電電(本体)から出来る限りの法律を駆使して、
  回収しました。どうか、ご理解頂きたいと思いますし、私は、この事件を
  これからも忘れないようにしていきたいと思っています。

D氏)刑事事件になったようだが、罪状は何なのか?
  『詐欺』なのか『横領』なのか
  そのような場合、税の損金などで戻らないのか

管財人)『詐欺』ということで有罪の判決が出たという事は聞いてます。
  損金については、個々の事情によって違うのでわかりません。

E氏)債権者に対し騙すつもりはなかったということだが、
   実際騙した訳なので、今日は、本人が来ていないようだが、
   代理人に彼らがどのように思っているのか聞いてる事が
   あったら教えて頂きたい

代理人)自分は、破産事件についての業務を依頼されただけであり、
  刑事裁判は担当していなく、聞いていない。

※配布資料は、収支計算書入れて、A4〜4枚
平成電電設備社システム社_債権者集会_最終回_報告書.pdf


posted by toto at 17:36| 東京 ☁| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月21日

平成電電匿名組合出資募集新聞広告〜財団法人 新聞広告審査会による当時の「審査報告書」


審査報告書.pdf(1〜12ページ)[財団法人 新聞広告審査会]

(以下は、1ページ目から抜粋)

2003年8月11日調査、同年8月18日調査結果


■広告主 :平成電電株式会社(現・破産)

■代表者 :代表取締役  佐藤賢治
■面接者 :取締役支店長 武田 健(当時ドリームテクノロジーズ役員)他
■広告内容:特別目的会社の平成電電設備(有)による
      資産証券化商品「平成電電設備匿名組合契約」の出資者募集

      1口100万円単位
      申込手数料:無料

      基準配当年利回り8%(毎月配当支払い)

■判定 B


【表示の修正】
W.広告の表示(11ページ)で指摘された事項について、必要な修正をされたい。

《付記》特別目的会社の匿名組合契約による出資は、証券取引法に規定する有価証券ではなく、また金融商品の販売に関する法律にある記入商品の販売にも該当しない。この契約は投資家、預金者、保険契約者等にたいする保護の対象にはならない。逆に出資者は自らの出資金の範囲において、リスクを可能性もある。契約前に出資者に対する適切な情報開示と

充分な説明が必要であろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というものである。

1回審査したこのあと、若干平成電電側で修正のあるものの、
予定利回り10%、募集金額も50億、100億と急激に増加していき、
他にも内容が変貌して行くも、その後の同社の出資金募集新聞広告について審査はなされていない。
posted by toto at 00:53| 東京 ☀| ★new! 新聞社への訴訟★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月14日

平成22年9月15日(水)VS平成電電匿名組合募集広告掲載大手新聞社控訴審2回目/双方の主張、裁判所提出PDF資料

追記(平成22年9月21日)

控訴人 (原告)、
被控訴人(朝日新聞社、読売新聞東京&西部本社、日本経済新聞社)の

双方主張、裁判所提出した資料を、アップします。
読みやすい資料です。


ひらめき新聞社控訴:控訴理由書.pdf  原告:平成22年5月22日付提出
ひらめき新聞社控訴:求釈明書.pdf   原告:平成22年8月10日
付提出
ひらめき新聞社控訴:第1準備書面.pdf 原告:平成22年7月12日付提出
ひらめき新聞社控訴:第 2準備書面.pdf 原告:平成22年9月15日付提出

ひらめき新聞社控訴:証拠説明書 8.pdf 原告:平成22年7月12日
付提出
ひらめき新聞社控訴:証拠説明書 9.pdf 原告:平成22年7月12日付提出
ひらめき新聞社控訴:証拠説明書 10.pdf 原告:平成22年9月15日付提出

次項有読売新聞 控訴準備書面 1.pdf 被告:平成22年8月24日
付提出
次項有朝日新聞 控訴準備書面 1.pdf 被告:平成22年8月25日
付提出
次項有日経新聞 控訴準備書面 1.pdf 被告:平成22年9月15日
付提出

※ 内容は、例えば、原告(控訴人)第1準備書面の15ページ目には、

「また、その後の募集においても同様な調査をし、もし、疑義があれば、疑義が払拭されるまで、広告掲載を拒否すべきであった。本件は、どう控えめに見ても、被控訴人らが、広告掲載料欲しさに、一般読者でさえ不安を感じるような広告を、何らの調査をすることなく、漫然と掲載し続けたものであると判断せざるを得ない。」


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追記(平成22年9月15日)

【平成電電匿名組合募集広告掲載大手新聞社控訴審2回目/平成22年9月15日】

傍聴人多かったです。
44人程いたそうです。

狭い高等裁判所法廷の傍聴人のほとんどは、新聞社関係者。
熱気に驚き、最初は最後列で立ち見。座れなかったくらい。

原告は10名弱。朝早くからお疲れさまでした!
もちろん、終わった後は、弁護団の皆さんと別室でミーティングでした。

弁論は終結し、判決の言い渡しは、12月1日(水)13:10〜
posted by toto at 05:56| 東京 ☁| ★new! 新聞社への訴訟★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月07日

平成22年9月7日(火)各朝刊/平成電電詐欺事件 控訴審判決記事(被告 佐藤賢治)

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●追記(平成22年9月14日記):佐藤賢治は、9月7日後日、上告しました。

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高等裁判所 中山裁判長は、一審を重んじ、さらに、自分の言葉で更に厳しい内容で
被告に理由と判決を言い渡しました。

よかった、と思うと同時に、
刑事裁判は、気疲れして昨日本日は何もできなかったです。
重い腰をあげ、新聞記事探しに行ってきました。

掲載紙は、

9月6日(月)夕刊、各紙なし
9月7日(火)朝刊「日経」「読売」「産経」掲載
         「朝日」「毎日」「東京」掲載無し
でした。

日経紙面(webと同内容)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平成電電元社長 二審も懲役10年
 詐欺事件で東京高裁判決


通信機器への投資名目で出資金をだまし取ったと して詐欺罪に問われ、一審・東京地裁で懲役10年の実刑判決を受けた通信ベンチャー「平成電電」(破産)元社長、佐藤賢治被告(59)の控訴審判決が6 日、東京高裁であった。


中山隆夫裁判長は「社会的影響や被害は重大で、一審の量刑は重すぎて不当とはいえない」として、被告側控訴を棄却した。


判決によると、佐藤被告は2005年8月、平成電電の関連会社役員らと共謀し、通信機器の購入に充てるとの虚偽の説明で、投資家ら30人から計3億6千万円をだまし取った。


読売紙面(web版より若干けずられてます)・・・・・・・・・・・・・・・・・

平成電電元社長に控訴審も懲役10年

ベンチャー系通信会社「平成電電」(破産)を巡る詐欺事件で、投資家30人から計3億6000万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた同社元社長・佐藤賢治被告(59)の控訴審判決が6日、東京高裁であった。


中山隆夫裁判長は「会社が拡大発展しているように見せかけ、一般投資家を欺いた悪質な犯行だ」と述べ、懲役10年とした1審・東京地裁判決を支持し、控訴を棄却した。 佐藤被告は控訴審で「だます意思はなかった」と無罪を主張していた。

■産経紙面(web版より若干けずられてます)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平成電電元社長 2審も実刑

破綻した通信ベンチャー「平成電電」の巨額詐欺事件で、通信設備への投資名目で出資金をだまし取ったとして詐欺罪に問われた元社長、佐藤賢治被告(59)の控訴審判決公判が6日、東京高裁で開かれた。中山隆夫裁判長は懲役10年とした1審東京地裁判決を支持、弁護側の控訴を棄却した。
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以上が、紙面掲載分です


朝日新聞に記事が無かったのは驚いた。
もっとも被害者読者が多く、載せなくてはいけない新聞社だと思うに
当日の、ほか記事配分からして、紙面スペースが無かっただけの事情とは思えない。
posted by toto at 23:09| 東京 ☀| 事件関連記事【2010年】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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